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P1000261.JPG








11/23の朝携帯電話が鳴って起こされた。声の主は正道会館の沢田師範。
内容はある友人の死について・・・20年来の付き合いがあることを知っていたので
早朝だけど連絡したとのこと。感謝して電話を切ったが頭の中は出会いから
今日までをリピートするエンドレスの走馬灯状態に・・・取り敢えず出社しないと。
なんとか会社に着くと住み着いている猫が一匹シャッターの前で待っていた。
いつもと変わらない朝の風景。ネコ缶開けてまだ出社しないもう一匹を呼んでみたが
反応が無い。レギュラーの猫は二匹でだいたいネコ缶の開封音でノソノソ寄ってくる。
会社の電話が鳴って対応したり書類を作ったり空いた時間は亡くなった友人のことを
やっぱり考えてしまったりで約1時間が経過したとき「あ~、死んでる!」の叫び声。
隣りのお食事処「銀」の肇兄さんの声だ。慌てて声がした会社の裏へ行ってみると
レギュラー猫「ジジ」が鉄骨階段の下で眠るように死んでいた・・・撫でてやると目を
覚ますような安らかな顔をしているので身体に触れてみたが硬くなっていて・・・
高齢な猫だったのでおそらく老衰だったんだろう。しばし呆然としたが空いたダンボール
箱へ遺体を収めた。10年前にやはり会社に居着いていた猫が交通事故で死んだ時は
鳥が丘の火葬場で骨にしてもらったが三連休の中日じゃ対応してもらえそうも無い。
以前TVで見たペット火葬の移動車を思い出しネットで調べてみると・・・あった。

電話をしてみると午後4時前後なら来てくれるとのこと。
依頼してその後は買ってきて貰った花で亡骸を埋めてやった。
レギュラーの猫は箱に入った相棒を覗き込み、気紛れな猫は
普段声を出すことも無いのに箱の横で正座してみゃーみゃーと
鳴いている。猫による猫の葬儀となってきた。餌箱を持ってきて
箱の横に置いてみた。一番の食いしん坊だったから・・・
232f30eb.jpeg前日あまりにも生ごみくさいので
ファーブリーズをつけたティッシュ
で身体を拭いてやると思いのほか
気に入ったみたいで腹まで見せて
催促していたのが本当に嘘のような
あっけなさで逝ってしまった・・・
今日は目ヤニと鼻糞を取ってやろう
と思っていたんだが・・・
こびりついた目ヤニと鼻糞をおもいっきり取ってやりファーブリーズ
で全身くまなく拭いてやった。文句は言えないから。思う存分に・・・

e65eba2b.jpeg午後3時40分くらいにペット葬儀の
人がやって来た。死に顔を見て
開口一番安らかで良かったですねと
言ってくれた。目を見開いて手足を
硬直させて死んでいるペットも多い
らしい。段ボール箱ごと火葬すると
煙が大量に出てしまうそうなので
遺体と花だけを火葬することになった。

b245503a.jpeg焼き上がりまで30~40分かかるそうなので
その間社内で肇兄さんと珈琲を飲みながら
待つことにした。ふらふら姿を見せながらも
定住したのは半年くらい前だったジジ。
愛想の無い猫でなかなか慣れなかったが
心を開いた人間には身体をこすり付けて
甘える猫であった。そんな思い出話をするうちに
火葬は終わり遺骨を骨壷へ移し入れた。
拾えるだけ拾い終わると残りは全てビニール
袋へ入れてくれた。黒い塊は脂質で茶色い
のは糞との説明。腹一杯で死んだらしい。
よかった・・・

全てが終わり支払があるので業者さんに声を掛けて社内へ入って
もらった。この商売のことや業者さんの飼っているペットの話など
をしたが一貫して喪主に対する姿勢に人間性を垣間見た。
そうなんだよ、たかが猫だったり犬だったりするんだけど触れ合った
人々を幸せにしてくれる存在なんです。だからやっぱり悲しいね・・・
という訳でこの業者さんはお奨めです。
ペットセレモニーwith東京
さて、命日なんですが22日なのか23日なのかはっきり判らない・・・
で、22日を選択しました。11月22日 いいニャンニャン です(笑)

しかし、未だ尾を引くキツイ一日であった。
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